「付き合ってください」そう言ってきた彼を私は振ってしまいました。
今でも、告白をしてきてくれた時の彼の顔が忘れられません。
皆さんもそんな後悔をしたことはありませんか?
当たり前な話かもしれませんが、私たちは今を生きています。
今を生きているからこそ、その瞬間を見逃してしまうことがあります。
1分、1秒を感じながら生活している人は中々いないですよね。
「見逃してしまったんだ」と気づけるのは、人によって時間や期間など様々ですが、
気づいた時には後悔だけが残っています。
「後悔」って言葉通り、「後に悔いが残る」って意味なので、マイナスな意味を持たれがちです。
でも、私は後悔は成長のチャンスだと思うんです。
確かに、生活していく中で経験する後悔は、辛くて辛くて、逃げ出したいと思うことばかりですよね。
後悔に押し潰されそうになるのを必死に耐える生活なんて、誰も望んではいません。
1番ベストなのは、その瞬間に気づけることです。
しかし、後悔しているということは、大切なことに気づけたとイコールです。
何でも共通して言えるのは、気づきが人間を成長させるということです。
冒頭で「その瞬間を見逃してしまう」と書きましたが、人はその瞬間を自分の視点からしか見れないので、
見逃してしまうのは当たり前なんです。
なので、その後に「気づける」か「気づけない」のかが大切なんだと思います。
後悔をしたから終わりなのではなく、後悔をしてからが新しい道のスタートなんです。
ただ、そんなことを聞いても、綺麗事にしか聞こえませんよね。
彼を振ってから後悔する前の私が聞いても、「胡散臭い」と思うに違いないです。
この記事では、そんな私がなぜ「後悔が新しい道のスタート」なんて思うようになったのかを
お伝えできればと思います。
告白されて振ってから気づいた!本当の自分の気持ち・・
私の考えが変わった最初のきっかけは、やはり彼を振ってしまったことです。
彼とは初めて就職した会社で出会ったのですが、
仲良くなるのに時間はかかりませんでした。
学生時代にお互いに”バドミントン”をしていたので、それが共通の趣味となり、
あっという間に意気投合していきました。
休日には、体育館を借りて複数人でバドミントンをしたり、映画やご飯。
色々なところに出かけました。
時には、仕事のことで相談し合うこともあり、とても良好な関係でした。
そんな関係が5年程続いた頃、彼が突然告白をしてきました。
今まで、そんな片鱗一つも見せたことがなかったので、とても驚きました。
ただ、当時の私は彼に対して「気の合う同僚」や「男友達」みたいな感情を抱いていたので、
お断りをしてしまいました。
それから彼と話すのが、段々と気まずくなり仕事以外で関わることもなくなっていきました。
きっと彼のほうがもっと気まずくて、辛かったと思います。
そんなことがあってから3ヶ月。
私は彼が好きだったんだと気づきます。
それは、彼がインスタに載せた写真を見たときです。
彼が載せたその写真には、違う同僚女性と仲良さげに肩を組む彼が写っていました。
それを見て私は、胸がザワザワとするのを感じました。
「3ヶ月前なら彼の隣には私がいたのに・・」
そんな感情の正体が、嫉妬だと分かった時、
自分は彼を好きだったんだと気づきました。
ただ、振ってから気づいたところで、彼との距離は途方もなく遠くなった気がして、
もうどうしたらいいのか自分の感情も分からなくなっていました。
断ったけどその後好きになったらどうしたらいい!?このままでは・・・
断ったけど、彼が好きだったんだと気づいてからは、会社で彼を見る度に、
嫉妬と後悔に押しつぶされそうになりました。
そんな状態から逃げ出したくても、会社が同じだとどうしても会ってしまいます。
普通に彼と過ごせていた時間が、当たり前ではなかったんだと思いました。
「告白してくれた時自分の気持ちに気づいていたら」、「もう少し考えていれば」。
たくさんの”タラレバ”で頭がパンク寸前でした。
そんな頭パンパンな状態で、仕事がはかどる訳もなく、小さなミスが増えていきました。
このままでは、もっと大きなミスをして会社に大損害を与えてしまう。
気づけばそんなところまで来ていました。
そして、同僚や友達にも「大丈夫?」と声をかけられることが多くなっていました。
でも、「大丈夫?」と声をかけられる度に、自分の不甲斐なさに嫌気がさしていました。
この「後悔から解放される方法”」を考えては、思いつかずに絶望する。
それでも、考えて、眠れない日が続いていました。
「今、自分が1番望むことは何なのだろう?」
何回自分に問いかけたのか分かりません。
そんな迷走中の私に、友達がオススメしてくれたことがありました。
それは”電話占い”です。
その話を聞いた時は、正直、電話占いに対して良いイメージを持っていませんでした。
まず私は、占いを信じるタイプではなかったので、
占いなんて当てずっぽうだと思っていました。
そんなイメージに加えて、対面ではなく”電話”で占いをするなんて、
余計にマイナスなイメージが強くありました。
ただ、私に”電話占い”をオススメしてくれた友達が、小学校からの長い付き合いの子で、
ずっと仲がいいのもあって、1回だけ電話占いを試してみることにしました。
電話占いを試してみたら!
まず私を担当してくれた占い師の方が40代くらいの女性の方だったのですが、
電話からでも伝わる優しさで、心が暖かくなったのが強く記憶に残っています。
少し構えて電話を始めた私が、開始数分でたくさん話して聞いてもらいたいと
思うほど、素敵な方でした。
そこで私は今悩んでいることを伝え、どうしたらいいのかを聞きました。
すると、占い師さんが数分で占い結果を伝えてくれました。
「彼は、半年後には必ずあなたに2度目の告白をしてきます」
私はこの占い結果を聞いて、とてもビックリしましたし、
占い結果だけでは信じられませんでした。
しかし、占い結果とセットで重要なのは、その後の占い師さんの言葉です。
「あなたは後悔をしていると言いましたが、後悔をできているからこそ、
彼と良好な関係が築けるという占い結果が出ているんです。
後悔をするということは、大切なことに気づけている証しだから、
あなたが一歩魅力的な人になったということなんです。
だから、今持っている後悔を忘れずに、過ごせばそれが彼に伝わり、
もう一度恋をしてくれますよ」
この言葉で、何ヶ月も後悔と戦っていた自分が許せたんです。
一気に心の荷が降りて、肩が軽くなった気がしました。
さらに、きっとこの数ヶ月、自分がダメだと否定していたのは、
自分だけだったんだと気づきました。
そうして、あまり乗り気ではなかった電話占いによって、私の人生がいい方向へと動いていきました。
私が「後悔をすること」に対して、プラスのイメージを持ったのも、
先ほど書いた占い師さんの言葉のおかげです。
直接会ったこともない人の言葉で、こんなにも自分の価値観が変えられるとは
思ってもいませんでした。
友達や周りの人のことでさえ、疑ってしまうことがあるのに、何だか不思議です。
それから、半年後。
占いの結果通り、彼は2度目の告白をしてくれました。
占い師さんのことは信じてはいましたが、本当に現実になったあの瞬間は
一生忘れないと思います。
後悔していた頃は、振った時の彼の顔が忘れられなかったのに、
今私の心の中にあるのは、隣にいる彼の笑顔です。
あの時、電話占いをオススメしてくれた友達と、
素晴らしい言葉をくれた占い師さんに感謝しています。
これからも後悔をした時には、成長するチャンスだということを忘れずに、
当たり前のことを大切に生活していきたいと思います。
皆さんも、これから先の道が霧で見えない時、電話占いを試してみることも
選択肢として存在することを覚えていてください。
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